ピラティスは単なるエクササイズのシリーズではありません。
ピラティスはコンセプトであり、それは哲学です。
あらゆるイクイップメントを使ったすべてのエクササイズを習得しただけではピラティスを知っているとはいえません。
単に全てのエクササイズを理解したからといって、ピラティスを教えることができるとは思わないでください。
コンセプトを学び理解して初めて教えることが出来るのです。
私はコンセプトを教えます。
もし単にエクササイズを教えるなら
「あなたは指導者ですか？それともベルトコンベアーですか？」
と聞かなくてはなりません。
単なるベルトコンベアーにならないでください。
・1991Workshop with Eve Gentry
・Eve Gentry The Power Of Pilates
共に日本語字幕 企画・監修 北佳子先生 販売 Pilates Studio MOVEMENT
http://movement-pilates.com/book_dvd.html
※上記一文について掲載することを北先生から許可を得ています。
5月のサンタフェでのCore Dynamics Pilates（CD）コース第1弾、そして7、8、9月のメンターシップトレーニングを終え、
イブが言ったこの言葉の意味を心から理解でき、私は今ようやくスタート地点についたという心境です。
9月のメンターシップトレーニング終了後での自身の感想では、私はようやく卵の殻を割ってひよこになりましたと発表しました。
この4か月でいただいた課題や、自分のクセをクリアにしてより良いレッスンを提供するために・・・と「自分自身をみつめなおす」という究極のところにまでいってしまい、一時期苦しい時がありましたが、とても充実した時間でした。
それは私が「単なるベルトコンベアー」ではなく「指導者」になるために、絶対に必要な時間でした。
そして、それに気づかせるために様々なご提案、進行、ご指導をくださった北佳子先生に改めて感謝します。
佳子さんは、自分でも気づかなかった強みもくださいました。
まるで、今までピラティス指導者としてやってきたこの10数年は一体何だったんだろうと、今までのことを全否定するのではなく、そこから色を足していけばいいんだよと言ってもらったような気がしました。
佳子さんはあまりご自身のことを多くは語りません。
ですが、これまでの道のりできっと人並み以上の色んなことを経験し、乗り越えてこられたんだと思います。
それが強さであり、優しさに表れていて、指導に愛が溢れています。
私たち1期生は単なるエクササイズを学んでいるのではなく、哲学をも学んでいるのだと佳子さんからのご指導を通じて感じました。
それはディレクターでもあるケビン（Kevin A.Bowen)からも、創設者のミシェル（Michele Larsson)からも感じます。
この素晴らしい3人のエデュケーターから、ジョーやイブの想いが脈々と受け継がれているのを感じます。
これが コアダイナミクスピラティスなんだと理解しました。
だから私はこのコースを受講したんだと再認識しました。
コアダイナミクス大好きです！
受講してよかった！！
まるで全コースを修了したかのような書き方してますが、まだまだこれからも続きます（笑）
次回は11月。2回目のサンタフェトリップです。
スタート以前のまたまた卵の中に戻ってしまわぬよう、引き続き自主練習、日々の課題、クライアントさんとのセッション、インストラクターさん向けの勉強会をがんばっていきます。
