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人間力はピラティス力1

コア・ダイナミクス・ピラティスのコースが8月から日本で始まります。
コースエデュケーター(教師)は北佳子先生。
8/20のkuaのWSも講師をお願いしております。
佳子さんの魅力がすごく詰まった記事をCD日本事務局堀井祐介さんが投稿されたのですが、ここでもシェアさせていただきます。(ご本人の了解を得ています)

紹介文の後、感想を書いていたのですが長文になってしまったので、別記事にて自分の考えを記します。

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【 エデュケーター紹介 】

コアダイナミクスピラティス日本事務局の堀井です。

本日は、8月より開催されるコアダイナミクスピラティス・ティーチャー・トレーニング・プログラム、そのエデュケーターを努める北佳子の紹介を書かせていただきます。

私は「ピラティスを学ぶということは、人間を学ぶこと」だと思っているので、エデュケーターには経歴・技術や知識の深さとともに、人間性がとても大切な要素だと思っています。
彼女の人となりの片鱗でも伝わればと、主観も交えて書かせていただきました。

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コアダイナミクスピラティス・エデュケーター
北 佳子 (きた よしこ)

日本体育大学卒業の彼女は、2001年、在学中にクリニックで運動指導をする中でピラティスメソッドと出会う。
その後、イブ・ジェントリーのワークを通じて、さらに刺激を受け意欲的に学び続ける。
より理想的な学びの場を模索する中、米国ニューメキシコ州サンタフェを訪れ、イブ・ジェントリーに直接師事した3名の中でも最も名高いミシェル・ラーソンに教えを請う。サンタフェ在住のミシェルの元で学ぶ期間は毎年数ヶ月におよんだが、2015年、彼女から助手としての立場を与えられるまでになる。
ケビン・ボウエンと出会い、そしてコアダイナミクスピラティスのエデュケーターとしての経験を経て、2017年8月より、日本でコアダイナミクスピラティス・ティーチャー・トレーニング・プログラムを開講する。

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以上がコアダイナミクス・ピラティスのウェブサイト上での彼女の略歴ですが、実はとても多くのキャリアが省略されています。
若くしてすでに、彼女は日本では稀なほどのピラティス経験を積んでいるのですが、その紹介となるよう一部を書き記したいと思います。

– 北 佳子 経歴の補足 –

彼女が体系立てられたティーチャー・トレーニング・プログラムのエデュケーターを勤めるのは、このコアダイナミクスピラティスが初めてではありません。
2001年にピラティスと出会った彼女は、日本にピラティス文化が入ってきた最初期のころから東京でムーブメントの中心的な位置にいました。

そして身体機能についての正確な知識と天分の人を惹き付ける魅力により、20代前半にしてあるピラティス団体でエデュケーターのポジションに抜擢。
その後、団体内で最も支持されたエデュケーターであり講師として活躍していた彼女は、2006年、出身地である大阪へ帰郷し、自身が個人で運営するピラティススタジオ「Movement」を開設。間もなく新規の予約はキャンセル待ち1年半、となるまでの人気を博します。

やがて、感銘を受けたイブ・ジェントリーの伝えたピラティス文化を学びに、年に数ヶ月の間ミシェル・ラーソンの元へ渡米するようになります。

そしてその学びを数年に渡り繰り返し、その間、米国で英語版が発売されていたイブ・ジェントリーの功績を伝えるドキュメンタリーDVDの日本版を監修、日本国内で発売しています。
2015年、満員であった大阪のスタジオを閉め、ついにサンタフェに移住しました。

その後はミシェルの元で学びつつ、同スタジオで講師として勤務するうち、世界各地でのワークショップやPMA(*)などカンファレンスでミシェルの助手を勤めるまでになります。

また、正確にその哲学をも伝えられる指導者として、現在日本国内で唯一”イヴ・ジェントリー”と”ミシェル・ラーソン”の名前を冠したコースやワークショップを指導することを、ミシェル・ラーソン本人から直接許可されています。(正式に証明の授与を受けている。)

(*PMA = Pilates Method Alliance・・・米国のピラティス協会。年に一度米国で、世界最大規模のピラティスカンファレンスを開催している。)

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以上が、彼女の持つ経験値と能力を紹介する経歴の補足です。

この経歴だけでも彼女が類い稀な才能を持っていることを感じ取れますが、
私は、エデュケーターとしての彼女の一番の魅力は、彼女の「人間性」にあると思っています。

彼女の人間性。
そこには、彼女が生まれもった性格の上に、彼女が色濃く影響を受けているイブ・ジェントリーとミシェル・ラーソンが築き上げたサンタフェのピラティス・コミュニティの持つ価値観が反映されています。

彼女の一言には、
” 他人から自分がどう評価されるか ”
よりも、
“ 自分が本当に大切にするべきことは何か “
を思い出させてくれる力があります。

私自身が、これまでに何度も身をもってそれを経験してきました。

彼女とはじめて出会ったのは、米国コロラド州ボルダーで開かれたミシェル・ラーソンのワークショップに、私が日本から初めて参加したときでした。
そのときすでにミシェルは彼女を助手として任命し、サンタフェからボルダーまで帯同していました。
ワークショップが終わったあと、海外で学ぶ日本人同士なかなか日が暮れないボルダーの夜遅くまでディスカッションをしていました。

そのころの私は、マサチューセッツ州でピラティス・エルダーのメアリー・ボウエンから直接学びを経て、
ピラティス指導におけるクライアントとの接し方や、人としての受け入れ方について自分なりの考えを確かにしつつありましたが
自分が今後まだまだ学ぶべき知識や技術が多いことを再認識し、ピラティス講師として自信を持ちきれずにいました。
そんなとき、彼女がくれた一言は、その後の私に大きな変化をくれました。

「大丈夫、本当の技術は、それにふさわしい人格の上にしか築けない。」

…技術は必ずついてくる、目の前の人を大切にしたいその心があれば。
彼女の一言が、そんなことを確信させてくれた瞬間でした。

それ以降、私は必要以上に目新しい情報に飛びつくこともなくなりました。
自分が学ぶべきことを淡々と学び、目の前のクライアントさんのためにできるベストを尽くし、
できないことは真摯に受け止めて、またその中からの学びを一つ一つ積み重ねて行けば良い。

一番不毛なことは誰かと自分を比べ、競い合うように目的もないまま新しい情報に飛びつくことだと思い知りました。
彼女の一言が、そのことに気づかせてくれたのです。

これが正に、良いエデュケーターが持っている ” 人の心をメンタリングする力 ” です。

よいピラティス指導者になるためには、知識と技術はもちろん大切ですが、それだけでは足りません。
自分が心の底から正しいと思える、自分で築き上げた哲学が必要です。

例えば、
自分はピラティスを通してどう人の役に立ちたいのか
どんなピラティスの先生になりたいのか
そもそも、なぜピラティスを選んだのか。

はじめから、それらのすべてに答えられなくても良いと思いますし、
指導者となって何年も、目の前のクライアントさんのためにたくさん頭を使って、心から親身に接して行く中で、
自分の得意なことや心惹かれるテーマ、他の誰かでなく自分だからこそできる強みを見つけて行くのだと思います。

さて、これが彼女との初めての出会ったときのエピソードで、
再会は2015年11月、コロラド州のデンバーで開かれたPMAに参加しているときでした。

会場でミシェルに、今回のPMAでどれが一番面白い?と聞かれて。

私はつい、
「実は、僕には佳子とのconversationが一番エキサイティングなんだ。」と答えました。

そして続けました。
「彼女はいつもあなたのそばで学んでいる。あなたのセッションしている様子だけでなく
あなたが日常どう振る舞い、何を考え、どんな哲学で人生を生きているか…彼女はその全てから学んでいる。だから、彼女と話しているとそれらが彼女の生き方に根付いている。そんな彼女と行動していると、学ぶことがたくさんあるんだ・・・」

思わずそんな話がどんどん自分の口から溢れてきました。

人はそれぞれ個性があって、みんな違うから。
誰かと競争しなくていい、自分のやり方で成長して行けばいい。

私は、自分が自分のままに認められ、自分らしくに居られるサンタフェのピラティス・コミュニティが持っている希有な価値観に惹かれているんだと分かりました。

エデュケーター: 北 佳子 の人間性に触れられるような紹介が書けたらいいな、と思って書き始めましたが…
彼女の人間性について書いていると自然と、その中に強く影響を受けたミシェルの人間性のことも書いていることになります。

そのミシェルのことを書くと自然と、イブとミシェルが柱となって築いてきたサンタフェのピラティス・コミュニティの価値観全体のことを書いていることになっていきます。

この価値観は、どれだけ費用をかけても、その全てをテキストにすることはできません。
ノートに書き取ることもできません。
顔をつき合わせて、心で感じ取ることしかできないのです。

ならば、「誰から学ぶか」が大切です。
  ” 他ではない、この人に学びたい ”
そう思える人から学んでほしいと思います。

ミシェルと佳子さん

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Kuaのミッション

ピラティスの本質を伝え、身体の仕組みに則った動きを通じて人間本来が持つ免疫力を高めることで、老若男女問わず多くの方の健康増進に貢献します。

その結果、超高齢化社会を迎えた日本において、また、すべての女性が輝く社会において健康に自立した生活を送れる方が増加することにより、医療費や介護費用の負担を大幅に削減できる社会の実現に貢献します。