ピラティスとヨガやストレッチの違いは?身体を整えるアプローチの歴史とピラティスが目指すもの

「身体を健やかに保つために運動を始めたいけれど、

ピラティスって他の運動や手法とどう違うのだろう?」

 

スタジオを開設してから、こうした疑問やご質問をよくいただきます。

 

 

健康や運動に関する情報が溢れる現代だからこそ、

「自分の身体にとって本当に必要なアプローチは何なのか」

を知りたいと感じるのはとても自然なことです。

 

実はピラティスやヨガ、そして私たちが普段耳にする「ストレッチ」には、

それぞれ歩んできた歴史と独自の体系が存在します。

 

 

 

運動の成り立ちとピラティスの歴史的背景

 

古来インドから受け継がれてきたヨガは、

呼吸や身体の動きを通して心身を統一する深い歴史を持っています。

 

ピラティスの創始者であるジョセフ・H・ピラティス氏もまた、

自身の身体を強化する過程で

ヨガをはじめボクシング、体操、東洋の身体技法など

多岐にわたる運動を自ら実践・研究していました。

 

それらの経験と解剖学的な構造の探求を重ね、

身体と心を自らの意志でコントロールするメソッドとして確立されたのが、

ピラティスの原点であるコントロロジー(Contrology)です。

 

 

 

一方で私たちが今日知るストレッチという概念や手法は、

1975年にボブ・アンダーソン氏によって体系化され、世界的に広がっていった歴史を持っています。

 

 

このように、それぞれの運動やケアには生まれた時代背景や目的があり、

どれも人間の身体に向き合ってきた貴重な知恵です。

 

その中でピラティスが追求し続けているのは、

骨格の仕組みに則ってインナーマッスルを目覚めさせ、

「自分の意思で身体を意のままにコントロールする(自己管理する)」という本質です。

 

 

微細な感覚を呼び覚ます「プロの指導」の役割

 

ピラティスは単にポーズを模倣したり、形だけ真似をすれば効果が出るものではありません。

 

背骨をひとつずつ滑らかに動かしていく感覚や、

骨盤の傾き、呼吸による身体の安定感など、

自分自身の内側の感覚に丁寧に耳を澄ませていきます。

 

そのため、自分ひとりだけで行おうとすると、

どうしても長年の生活習慣で身についた「いつもの動きの癖」で動かしてしまいがちです。

 

だからこそ当スタジオでは、お一人おひとりの骨格の再現性や

その日の身体の状態を見極める指導の力を何より大切にしています。

 

言葉の投げかけひとつ、触れるタッチひとつで、身体の使い方は劇的に変わります。

 

運動が得意かどうか、身体が硬いかどうかは一切関係ありません。

 

あなたの身体が持つ本来の可能性を安全かつ確実に引き出すのが、私たち指導者の役目です。

 

自分の身体を自分で守れるようになるために

私たちがレッスンや勉強会でお渡ししたいのは、その場限りの運動の楽しさだけではありません。

 

ピラティスの根底にある自分の身体を自分自身でコントロールするという感覚と知識です。

 

日常の中で「あ、少し腰に負担がかかっているな」と自分の変化に自分で気づき、

日常の動作の中で心地よい状態へと直していけるようになること。

 

自分の身体と一番長く付き合っていくのは、あなた自身です。

だからこそ身体の正しい仕組みを知り、自分の状態を自分で整えられる感覚を身につけることが、

何よりの支えになります。

 

身体の仕組みを学び、自分の体を自信を持って扱えるようになる。

そんな一生モノの心地よい習慣を、岡山市表町にあるここピラティススタジオkuaで一緒に育てていきませんか?