人間力はピラティス力2

前記事の感想です。
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人間力はピラティス力1

私はこの記事を読んだとき、私自身が佳子さんと初めて会った時のことを思い出しました。
第一印象から「あ、この方はすごい人」と思ったのです。
肩書とか経歴とかそういったすごいではなく、立ち振る舞いがいい意味で自信に満ち溢れていました。
自分に自信がある方は傲慢なのではなく、他人を尊重し謙虚な振る舞いをされます。
こういった方は、様々なご苦労だったり経験を積んでらっしゃる方が多く、そういった部分が身体からにじみ出ていて私はそれを感じ取ったんでしょうね。

この方から学べるんだと一瞬でワクワクしたのを思い出しました。

それから私自身のピラティス時間を取り戻すかのように太いお付き合いをさせていただくようになったのですが、
その付き合いの中で佳子さんの発する言葉や行動の一つ一つが哲学だなと感じることがたくさんありました。
祐介さんがおっしゃるように、佳子さんを通じてミシェルやイブの人柄、哲学、価値観がみえてくるというのはこういうことなんだと記事を読んで思いました。
佳子さんの中にイブが息づいてる。
そんな方からピラティスが学べるって改めてすごい!と思います。

そんな方だからこそピラティスの奥深さが学べるとも思います。
すごく最近思うこととリンクするのでテーマ違いかもしれないけどここで記します。
ここから黒ゆうこがにょきにょきあらわれますよ。要注意。

日本でのピラティスって、いい姿勢はこうです!とか骨盤はこの位置にないといけないとか、とかく形を言ってしまう傾向にありますが、それはあくまで解剖学的視点であり全ての人がそれに当てはまるとは限らないのです。
持って生まれた骨格やカーブもきっとあることもみてあげないといけないし、静止姿勢だけ見てじゃあ動き出したらどうなの?ということなのですが。
ピラティスの指導者が得意とし、見ていくのは静止姿勢じゃなくて動きですよね。機能的に動きを変えていくことがピラティスを通して出来ることだと思うのです。
質の良いムーブメントは結果いい姿勢を作り出します。
いい姿勢は動ける身体から作られるのです。それが私たちピラティス指導者の仕事です。
形から入ったいい姿勢は結局身体を固定してしまうことになるのではないでしょうか?
どこか別に原因があって反り腰なのを骨盤の位置がこうだからと骨盤と肋骨だけを見て変えようとする姿勢は快適なのでしょうか?一言で腹筋が弱いからです、鍛えましょう!と言い切れるのでしょうか?
ピラティスは一般で語られている表面的なものなのではなく、シンプルだけど奥深いところにあります。

その奥深さを私は佳子さんから学びました。
ミシェルや佳子さんの人となりからピラティスを学びました。
哲学を通して「ピラティスとは」を学ぶことはムーブメントを学ぶことに繋がり、機能的な人の快適姿勢を作ることを学ぶのです。

そして紹介記事を書かれた堀井祐介さんもすごい人です。
祐介さんに興味をもったのは、やはり彼の書いた記事を読んで。

祐介さんの言葉には命が宿っていて、言葉に重みがあって、まるでその場に私もいるような臨場感をもっています。
言葉を大切にされているのがすごくわかります。
言葉を大切にされているという事は、日常でおこったこと全てを大切にされているんだと思います。
佳子さんとのつながりや付き合い、佳子さんから学んだこと、全てを大切にされているからあの素晴らしい記事になるんだと思います。
そんな素晴らしい人々に囲まれ、あたしゃほんとしあわせだ!←こんなうすっぺらいことしか言えねえ。。。

IMG_2186佳子さんとミシェル
前記事のミシェルと佳子さんのツーショットは、サンタバーバラで開催されたミシェルのWSにアシスタントで同行した時のものだそうで、WSが大盛況で終了しワインを飲んで気分良くなった二人のオフショットだそうですよ。
なるほど!(笑)いい笑顔♬

私個人的にはこのショットも大好きです。
これは今年2月、サンタフェで行われたAll About Eveの中のミシェルのグループレッスンが終了したところ。
この日ももちろん佳子さんはデモンストレーターだったのですが、いつもデモンストレーターを務めていることをきいていたけれど、実際目の当たりにして改めてすごいなぁ~と感動してました。
そしてミシェルが言った「Yoshikoは私のボディだから」
この一言が二人の関係性全てを語ってるなぁ。。。