9/2 岡山開催、10/7西宮開催
「kirakiraボックスセミナー」脊柱側彎症とピラティスアプローチで講師をお願いしています岡本浩明先生からのメッセージをご紹介します。
岡本先生は、いつもわかりやすく丁寧にかみ砕いて講義をしてくださいます。
今回も脊柱側彎症を機能的に理解するをテーマに、ご参加くださる皆さんに何をどう伝えるべきか明確なコンセプトを持って念入りに準備してくださっております。
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僕は普段、股関節・膝関節・肩関節疾患の方のリハビリを担当させて頂くことが多く、正直”側彎症”が主病名の患者へリハビリを担当させて頂いたことはありません。しかし、臨床上”脊柱側彎”に対してアプローチを実施する機会は多くあります。
それはなぜか?
実は、股関節・膝関節・肩関節疾患の方に”脊柱側彎”が多くみられるからで す。そういった患者を考察していくと、”脊柱側彎”が原因の場合と、”脊柱側彎”が結果の場合があります。
つまり脊柱の問題は四肢の関節と密接に関連しており、互いにその影響を多く受けるということだと思います。
解剖学・機能解剖学・関節生理学などの書籍、また研究論文の中でも、四肢 の運動における脊柱の動きは述べられており、脊柱の動き無くしては四肢の 運動が十分に遂行されないことは明白です。
皆さんご存知の通り、構築された”脊柱側彎”をアライメント的に改善させることは非常に困難であると考えます。では、なぜ運動で”側彎症”の方が機能 改善するのか?その答えが四肢との関連にあると考えています。
よって本セミナーでは、成書・論文に書かれている内容だけではなく、自身の臨床経験を踏まえ、四肢の運動遂行に伴う脊柱の機能をお伝えさせて頂きます。
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