続けることの大切さを教わりました

滅多にアップしないセッション中の画像。とても素晴らしい経過をたどっている方ですので、ブログにてアップしたいですと申し上げますと、快く承諾してくださいました。
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こちらのクライアントさんは1年半くらい前にピラティスを始められました。
始めはお友達と一緒にいらしてたのですが、ピラティスをもっと理解したいという想いと
自分のこの身体の硬さをどうにかするにはパーソナルでじっくり見てもらった方がいいのではないかという想いがご自身にあり、相談の上途中でマンツーマンに変更されました。

この方は、とにかく首の不調を訴えられてました。
上を向けない。左右に首を振るのに制限がある。
頭痛やムカムカ感があるなどの不調です。
怪我があるわけでもない。首に疾患を持っているわけでもない。
常に不快感を感じていて気持ち悪いとおっしゃっていました。

首の不調を訴える方は他にも当スタジオにはたくさんいらっしゃって様々なケースがあるのですが、
この方の場合はとにかく硬い!
何が硬いかというと筋?筋膜??皮下組織???関節????どこが硬いの?????てな感じではっきりしないけどバリ硬です。
ワンサイズ小さな皮膚という名の全身タイツをまとっているような感じです。
ピチピチの服を無理やり着てる感じです。(めちゃめちゃな言われ様ですね。クライアントさんごめんなさい。信頼関係で成り立っています。多分。。。(笑))
だからほとんど動きの繋がりもない、狭い空間で動いてるって感じの方でした。

呼吸も非常に浅いし、どこから攻めていこうかと模索しながら初期はセッションをしていたような記憶があります。
狭い空間で動いているから、じゃあとにかく大きく動かしてみようかと思ったけど、そうでもない。
思ってた見立てと全然違う方向にいってしまって結果が出せない日もありましたし、
この方は本当にどうしよう。。。どうしたらこの方にとって最適な方向へいくのかと悩んでおりました。

でもセッションをしていく中でその方の上半身と下半身のムーブメントにかなりばらつきがありつながりがないことに気が付いて、
今までの動きを一切やめて、とにかく下半身の強さを出すようにセッション内容を切り替えました。
そうすると脊柱の動きが出てきて、可動域も少しずつ変わってきました。

今ではほとんど首の違和感も出ていないそうです。

彼女が変われた一番の理由が、
私を信じてくれて、ピラティスを好きでいてくれたということ。
この方は2週間に1度のペースで来てくださっているのですが、必ず休まず続けて来てくださったことだと思います。
前回の記事で、ピラティスの力を信じるという内容を書きましたが、
まさにこの方もピラティスの力を信じてくださったということ。

続けることの大切さを学びました。

その間も彼女にとってベストな方法を常に考えていたし、自分の引き出しも増えました。
有難いことです。

尊敬するパーソナルトレーナーさんがおっしゃいました。
「常にクライアントの女房になれ」と。
私生活の私は悪い女房ですが、ピラティスにおいては沢山の主人に愛される女房でありたいと思いました。(笑)

こんなしめかたでよろしいでしょうか。。。