8/28(日)西宮で「イブ・ジェントリーが残したコンセプトとプレピラティスを学ぶWS」を開催いたしました。
感染対策をしっかり行った中で、10名のご参加をいただき無事WSを終えることができました。
関西はもちろん、関東、中国、九州と遠方から、
イブのことやプレピラティスに興味のある方々にご参加いただきました。
前半は、イブの人物像や私たち講師がサンタフェに行ったときのエピソード、
プレピラティスが生まれた背景などをお話しし、後半は実技を行いました。
実技の具体的な内容としては、
ジョーの考案したマットワークのうちのひとつ「ハンドレッド」をあげ、
そのハンドレッドが効果的に快適に行えるよう
私たちが現場で実践しているプレピラティスの織り込み方のアイデアを提案させていただきました。
その後、34のマットワークから10エクササイズを実際にグループレッスン形式で行いました。
あっという間の4時間で、私たちが伝えたいことが多すぎて時間を押してしまいましたが^^;、
WS終了後、たくさんのお喜びのお声をいただきました。
「今の自分に必要な内容ばかりだった」
「WSを受講して、ピラティスを学び直したいと思った」
「何度かイブのことを聞いたりWSに参加したけど、知れば知るほど奥行きの深さと幅広さを実感」
「固めずに心地よさをこれからも求めていきます」
「イブの言葉が心身に沁みます。いかに固めて動いてきたか・・・」
「ハンドレッドがあんなに快適にできるとは思いませんでした」
「ハンドレッドを掴みきれなかった。。。自主練習してもう一度動きを落とし込みたい!」
本当に嬉しいお言葉、ありがとうございます!
実技をお伝えするにあたって、必ず歴史的背景や人物像を知っていただきたいと私たちは思っています。
イブのバックボーンや哲学、感性、クリエイティブな才能から生まれたプレピラティスやファンダメンタルムーブメント。
そこにはコンセプトがあります。
そしてそのコンセプトには必ずそのエクササイズが生まれたきっかけがあります。
エクササイズを単なる型として伝えるのではなく、必ずそれらには意味がありコンセプトがあるのです。
講義の中に、動きを理解するための解剖学的な知識の部分もお伝えしましたが、
イブのムーブメントには解剖学やエビデンスでは語れないところも正直あるのです。
それはイブが身体能力に長けていたこと、ムーブメントに対する感性がとても豊かなことなどがあります。
実際に私たちも身体の中で起こっていることに正直になると、イブの言っていることがとても腑に落ちます。
だからこそ身体のことも学び続け、そして自分で動きを探求し続ける必要があると私たちは考えています。
理論と知識・頭で考えるだけとか、イブが言うようにエクササイズを習っただけでは本当にピラティスを理解したとは言えないと思います。
私たち指導者は、私たちの持ってるクリエイティブな部分とアイデアを出し続け、そして学び続けていくことが大切だと思います。
これからも私たちが大切にしている根底をW Sなどを通じて伝え続けていきたいと思います。
全国に巡業したいなぁ(笑)
最後に、ピラティスを通じて様々な方との出会い、繋がりに心から感謝します。
本当にありがとうございました。
WS講師
大西裕子
杉山陽子