ピラティスを極めたい

2017年がやってきて、そして気が付けば1月も終盤です。
29日には「身体の基礎知識ベーシックコース」2日目も行われ、大変実りのある時間を過ごさせていただきました。
思えば去年の今頃もB-collegeさんのコースのオーガナイズをさせていただいていました。

 
北佳子先生によるピラティスコンセプトコース2日間@岡山です。
佳子さんの素晴らしさを、イブジェントリーが残したプレピラティスの素晴らしさを
ここ岡山のピラティス指導者や運動指導者に伝えたくて、一方的に熱い想いをぶつけて、
受け入れてくださって実現しました。

「ピラティスの概念が変わった」
「ピラティスが大好きになった」
「クライアントさんの出来ることが増えた」
「イブジェントリーのことをもっと知りたい」
「北佳子先生のパーソナリティ、スキルに惚れた」

kuaという個人スタジオからの発信なので、はっきり言って小さい波紋です。
でも、10年前の環境とは比べ物にならないくらい大きく変化しています。

 先日のB-college身体の基礎知識ベーシックコースでのイントロダクションで、受講生の方々が自己紹介されていたのですが、
「なぜこのコースを受講しようと思ったか」の時に、ある方が私の初期の指導方法やたたずまいが今と全然違うとおっしゃったんです。
私の言動の変化に運動学などの基本が大事なんだと受講のきっかけを話してくださいました。
私の活動初期をご存知の方でしたので、恥ずかしいと思った半面その変化に気づいてくださってとても嬉しかったです。

 当初はスクールで習ったことをまんま覚え、教わった通りのやり方をしていました。
イブジェントリーの言葉を借りていうなら、まさに「ベルトコンベアー」でした。
マニュアル通りにいかない生のクライアントさんとのセッションの中で出てきた様々な疑問、
ピラティスに繋げるために色んなことを勉強をしたこと、自分の身体に起こった当時のピラティスの拒絶反応や違和感。
詳しくはこちらをどうぞ⇒About kua

 佳子さんと出会って、勉強会に参加したりお話を聞いてもらううちに
自分のやっていることが確信に変わりました。
 目指す目標と道がしっかり決まっていれば、おのずと必要な出会いや出来事はやってくると私はいつも思っていて、佳子さんとの出会いはまさしくそうでした。勝手に運命の出会いと思っています(;’∀’)

そこからは佳子さんのもと、色々な経験をさせていただきました。
ジョーと一番長く共に過ごし、彼に大きな影響を与えたイブが晩年を過ごし、活動を広めていったピラティスの正に聖地!サンタフェに行かせてもらい、
イブの遺産や想いをすべて引き継ぐミシェルラーソンに直接指導してもらえ、
10年前には夢にも思わなかったことを経験させてもらいました。
Core Dynamics Pilates 日本第1期生

サンタフェで様々なスタジオに行き、レッスンを見学させてもらったり実際受けたり、
ワークショップを受講させてもらって、アメリカで90年近く根付いている生きたピラティスを肌で感じさせてもらった時から、どんどん私の中でピラティスに対する化学反応が起こっています。
歴史を学び、肌で触れ、現代医学を学び、発展させていく。

ピラティスを極めたい!
この思いがどんどん膨らんでいます。

色んな職種があって、その道のプロがいらっしゃるように、
私は本物のピラティスのプロになりたいと思いました。
ピラティスの事は何でも聞いてよ!って自信をもって言えるプロになりたいです。

今、イブジェントリー/ミシェルラーソンのピラティスアプローチが学べる
Core Dynamics Pilates(コア・ダイナミクス・ピラティス)の日本1期生として、もう一度初めからピラティスを学びなおしています。
学んでいることは同じです。
でも何が違うかというと、マニュアルはあって無いこと。
目の前のクライアントを観る力を養えること。
答えは一つではないという考え方にさせてくれること。
人としてものすごく成長させてくれる場所であること。

コースとコースの合間には、CD日本人エデュケーターである佳子さんから
様々な課題を与えてもらってます。
そこから私は様々な考え方を身に着ける方法を学びました。
物事をいろんな角度からみれるようになってきました。
(実際はそんな課題は出されておらず、課題を通して感じたことです)
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そして自然に行われるようになった、CD1期5人メンバーの週1回スカイプミーティング。
全国に散らばった5人がいつも繋がれるよう、孤独を感じないよう。
各活動や課題経過の報告、疑問点の解消、他にはたわいもない話をしたりしています。
このメンバーからもいつも学びと気づきを得ています。
この5人だからこそ、ここまで成長させてもらえたんだとも思います。

まだまだ、ピラティスを極めるところまではいきませんが、
気負わず、焦らず、このご縁を大切にして、情熱を絶やすことなく前に進んでいきたいと思います。