BRM後継者育成コース

12/17,18の二日間、東京へBRM療法後継者育成コースを受講してまいりました。

BRM療法とは⇒BRM療法協会公式ページ

創案者吉田邦夫先生が人生の集大成とおっしゃった程、想いを込めてらっしゃるこの育成コース。
8月の2日間と12月の2日間でベーシックのおさらいや、新たなテクニック、解剖学などを学び、
来年の4日でより臨床ケースを多くこなしていく形になります。

BRMもピラティスも両方共通しているのは、単なる形を変えるとか痩せるとか柔軟性が出る、筋肉がゆるむなど
単純なものではなく、本来持っている機能を引き出すこと。
2つともアプローチは一見違って見えても強さを引き出すところです。

BRMの素晴らしさとピラティスの素晴らしさを自分なりに解釈し、セッションに活かしています。

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今回は頭蓋、胸郭出口、上肢でした。
優しい接触圧なので、頭を触られた途端、眠気が襲う。。。
見よ、このうつろな目を。

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一字一句聞き逃してはならないと真剣に聞くあまり、見よ、この見事なまでの直立姿勢を。

前回の骨盤、下肢、脊柱は身体の中心と言っても過言ではないほど重要な箇所。
でも今回も生命維持には欠かせない呼吸や嚥下、言語に関わってくる舌骨を中心とした上筋群、下筋群へのアプローチ。
肩や肩甲骨のバランスには絶対必要な手根骨、肘関節に関係する筋群へのアプローチなどなど今回も重要テーマです。
育成コースに参加されている治療家の先生が声楽家の方々に胸郭出口や頭蓋へのアプローチで声がよく出るようになったことや高い音が出るようになったという事例をシェアしてくださいましたが、
私も歌を歌ってらっしゃるクライアントさんが数名いらっしゃるので、ピラティスとBRMでアプローチしています。
また別の機会にブログに記せたらと思います。

今回も吉田先生の優しいまなざしとお声かけと接触圧に癒された私です。
いつも私の近況を気にしてくださってお声をかけてくださいます。
やっぱり吉田先生は知識もお人柄も素晴らしい。
私は他のご立派な治療家の先生方と一緒に勉強させていただくのは大変恐縮であり、先生方のように本格的に徒手はしていないのですが、治療家の先生方のお話を聞くのが大好きです。
吉田先生のようにテクニックを惜しげもなく披露したり、人格の素晴らしさを讃えてらっしゃいました。
どこの世界もそうですが、人や技を抱え込んでは先にも後世にもちゃんと残っていかないで変な方向に行っちゃいますね。
創設者が技も人柄も素晴らしいからこそ、真摯にその技を受け継ぎたいと思うもの。

心も頭もアップデートして帰ってまいりました。
いつものように目の前にいるクライアントさんのために!今日もがんばってま~す!

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懇親会での一コマ
しかし今回まともな写真が一枚もないという。。。
ブラボー藤沢先生からいただいたのですが、いつの間に撮ったのだ???という画像ばかり(笑)
ヌケてるお顔ですみません。